
こんにちは、ひまびとです。
今回から数回にかけて
僕がくせ毛になり、
そのコンプレックスを解消した
1825日間の物語
を書いていきたいと思います。
中学生になってから突然くせ毛に
僕が育った北海道は、4月でも道端には雪が残り
春の暖かさはまだ感じれない中、
中学校に入学しました。

初めて着る制服、初めて会う友達、ちょっと怖い生徒指導の先生。
新しい環境に不安と期待を抱えていました。
部活動選びではソフトテニス部を選択しました。

学校に慣れ始めたある日のこと。
町で、小学校からの友達のAくんの親と会いました。
「あら、ひまびと君じゃない。大きくなったね。
髪の毛もパーマをかけたの?
まっすぐの頃しか知らなかったからびっくりしちゃった。」
今までの僕は、
確かにちょっと曲がってるかなと思う程度でしたが、
その日を境に前髪のくせ毛気になり始めました。

小学校の頃はもっとまっすぐだったよな…
朝、登校前に鏡を見て前髪をいじり、
学校に着いてからもトイレに行き鏡で前髪チェック。
しかし、日を追う毎にくせ毛は酷くなっていきました。
これはおかしいと思いネットで調べると、
同じように中学からくせ毛の人が意外と多くいました。
僕の髪はくせ毛のなった。と初めて理解しました。

ストレートの頃を知っている自分にとって
くせ毛は本当に不便でした。
せっかくいい感じの前髪の日も、
汗をかいたら終わり。
うねってハゲたように見える
自分の髪がコンプレックスになりました。
救世主、ヘアアイロンとの出会い
どうにかならないかと思っていた所、
前髪を気にしてる事に気づいた母親が
「ヘアアイロン」を貸してくれました。

初めは上手く挟めず、真っ直ぐになりませんでしたが、
コツを掴むと、自分の理想のまっすぐな前髪になり、
とても嬉しかったのを覚えています。
それから僕は、
毎日学校に行く前にヘアアイロンを使い
前髪を真っ直ぐにして登校しました。
校則も厳しい中学校で、
くせ毛を改善する方法はこれしかないと
思い込んで日々を過ごしていました。
しかし、
当時の僕にとってのヘアアイロンは、
まさに「悪魔との契約」だったのです。
次回の記事はコチラ
↓ ↓ ↓
前回は、中学校に入学してくせ毛になった話と ヘアアイロンを使うようになった話をしました。 まだ見てない人はこちら↓ しかし、僕にとってのヘアアイロンは くせ毛をまっすぐに伸ばせる代わりに、 大きな代償を払う、悪魔の契 …
余談 ユニフォーム
本編とは関係ないんですが、
僕が入ったソフトテニス部では、
中学一年の時に公式戦のユニフォームを選びます。
一年生の部員は僕を合わせて6人。
渡されたパンフレットを見ながら、
僕を含めた5人はmizunoの赤黒のユニフォームが
良いと結論づけました。
しかし、西村君はただ一人それに異を唱えました。
「俺は、この水色のやつがいい。」
聞いたことのないメーカーにダサい配色の
ユニセックス(男女どちらでも着れる物)。
「流石にないわ。」と5人全員が反対。

顧問には多数決で赤黒になったことを伝え、注文をして貰いました。
翌月、6人分の水色のユニフォームが届きました。
おい、顧問。どうなってるんだと抗議すると、
「赤黒が売り切れてたから、第二希望の水色を頼んどいたよ。」
とのこと。
「「・・・。」」
僕らはそのユニフォームを着て、
他校には水色オネエ軍団と言われながら
3年間プレーする事になりました。
そんな経験をして、2年生になった僕は
同じ苦労をしないように、新しく入ってきた1年生に
「ユニフォーム選びだけは慎重にな」
とアドバイスをしました。
「はい!」と元気よく返事をする後輩に
なんだか暖かい気持ちになりました。
翌月、1年生は
虹色の襟のユニフォームを着ていました。
前回は、中学校に入学してくせ毛になった話と ヘアアイロンを使うようになった話をしました。 まだ見てない人はこちら↓ しかし、僕にとってのヘアアイロンは くせ毛をまっすぐに伸ばせる代わりに、 大きな代償を払う、悪魔の契 …